現物のブランド品と交換可能なNFT販売
非常に面白いニュースを見つけましたのでシェアします。
Dali株式会社は6日、ブランド品と交換可能なNFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「Dali」を26日にローンチ予定と発表しました。
今回のマーケットプレイスの基盤ブロックチェーンはPolygonが採用されております。
Polygonは、MATICとも呼ばれており、イーサリアムのレイヤー2に分類される、メインネットを拡張したチェーンであり、Gas代を大幅に抑え、スケーラビリティ問題を解決することができます。
Polygonというと、7月2日にperfumeが新曲『ポリゴンウェイブ』をリリースしており、このPolygonがテーマではないかと関連性を騒がれております。
perfumeは6月にメンバー3人の振り付けを3Dデータ化したデジタルアートをNFTとしてオークション形式で販売し、20,000MATIC(325万円)で落札されました。
話が逸れましたが、この「Dali」はセカンダリーブランドアイテムと交換可能なNFTを購入可能なマーケットプレイスとのことです。多くの模倣品が出回っているセカンダリーマーケットが多い中、「Dali」では老舗ブランドアイテム販売店で鑑定されたアイテムのみを出品する為、安心してお買い物ができます。
「Dali」で購入したNFTは、他のNFTマーケットプレイスで販売するか、ブランドアイテム(現物)と交換することができます。
この現物と交換できるというシステムが非常に画期的ですね。
従来のNFTはデジタルデータに紐づいていますが、Daliでは実際のブランドアイテムに紐づいたNFTを購入でき、申請することで購入したNFTを現物と交換できます。
提携ブランドは以下の通りで、今後追加予定とのことです。
・Louis Vuitton
・Gucci
・BALENCIAGA
・PRADA
・CHANEL
・Nike
・adidas
また、Daliではクレジットカード・ペイパル・GooglePay・ApplePay決済に対応しており、仮想通貨取引所の口座開設等も不要な為、購入できるハードルがとても低いと思われます。
まだ具体的にイメージするのが少し難しいですが、現物と交換できるNFTというのは現時点では他に類を見ない新しいシステムです。
これから同じような仕組みが出てくるかもしれませんが、とりあえずは注目ですね。
しっかりと鑑定された本物のみが購入できるので、ブランド品の偽物を掴む心配がないという点ではとても安心だと思います。
ブランド品が好きな方は今後もチェックしたいですね。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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