コインチェック、国内初のIEOを今夏実施へ
国内の仮想通貨取引所であるコインチェックが、国内初となるIEOを実施すると発表がありました。
IEOとは、Initial Exchange Offeringの頭文字を取ったもので、取引所を通じて利用者がトークンを取引できる仕組みです。ICOよりも審査が念入りに行われた上での新規上場となる為、詐欺のようなことが発生しないのが特徴です。
これまで海外のCEXやDEXで、ICO・IDO・IFO等に参加してきましたが、日本国内の仮想通貨取引所がこのようなことをするのは少し驚きました。
なぜなら、仮想通貨に関する規制が強まる一方で、コインチェックのように日本で認められた取引所がICOをするということは、規制とは逆に仮想通貨に対する期待が分かる事案でもあります。
出典:コインチェック
そして、今回のIEOを通じて販売されるトークンとそのプロジェクトは、コインチェックが昨年から共同でプロジェクトを進めていたHashpaletteが、2021年3月にテストネットをローンチした、NFT特化ブロックチェーン「パレット(Palette)」のユーティリティトークンである「PLT」になります。
NFTに関してはこちらでも書いておりますが、最近NFTに関する話は本当に多く、どんどんNFTに対する熱が高まってきている証拠です。
さらに注目なのが、このPaletteはクロスチェーン技術を実装しているとのことです。
クロスチェーンと言えば、Cosmos(Atom)やPolkadot(DOT)が有力な銘柄で、Palette以外のブロックチェーンとも互換性がありますが、クロスチェーンもこれからはどのコインにも当たり前のようになってくるのでしょうか。
コインチェックと言えば、2018年1月に、約580億円分の仮想通貨NEMが不正送金によって流出しましたが、そこからIEOを行えるまでに復活し、取引通貨の種類もどんどん増えてきました。
国内の取引所としては非常に有力だと思いますので、まだアカウントを開設していない方は解説してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧頂きありがとうございました。
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