仮想通貨マイニング禁止措置提案と今後の相場について
こんにちは。
先程、仮想通貨等のマイニング禁止措置について、中国内モンゴル自治区政府が提案内容を発表したとのニュースが出ました。
ただでさえ相場は荒れていますが、また一気に暴落が来るかもなので要注意ですね。
提案内容としては8項目あり、以下になります。
①仮想通貨マイニング業者に場所や電力を提供しているデータセンターや発電所、工業団地などはエネルギー保存の法律および電力の法律によって監視される。また、それらの活動を隠蔽、シャットダウンせず、あるいは正式な許可を持たない企業には共産党の関連規制および法律に基づき責任を問われる。
②監督する政府官庁は仮想通貨マイニングに関わるデータセンターやクラウドコンピューティング企業に対してこれまで与えていた規制などの優遇措置を取り消すべき。
③監督する政府官庁は仮想通貨マイニング活動に関わった通信およびインターネット企業に対して、通信事業のライセンスを取り消すべき。
④監督する政府官庁は仮想通貨マイニング活動に関わったネットカフェの事業ライセンスを停止するべき。
⑤許可なしで仮想通貨マイニング業者に電力を個人的に提供したエンティティは刑法に基づき司法機関から処置を受けるべき。
⑥仮想通貨を利用しマネーロンダリングを行った個人およびエンティティは刑法に基づき司法機関から処置を受けるべき。
⑦仮想通貨を利用し資金調達活動を行った個人およびエンティティは不正調達防止および対策の規制に基づき、当局から処置を受けるべき。
⑧仮想通貨マイニング事業に関わった個人および企業は社会信用システムの「不正リスト」に加えられる。また、自身の立場を利用し仮想通貨マイニングの事業者に便宜や保護を提供した公務員は共産党の規律検査委員会から処置を受けるべき。
以上になります。
こちらは基本的にビットコインのマイニングに関する規制ですが、中国ではファイルコイン等もマイニングが活発に行われているので、そちらも影響が出てくる可能性もあります。
ただ、これまで中国でばかり行われていたマイニングが、規制によってマイニングできる場所が世界に広がって広がっていくと考えると、決して悪いことではないのかもしれません。
どちらにしても、一時的にはかなりのバッドニュースですし、昨日はBybitが中国国内の携帯電話番号に紐づいている取引所ユーザーのアカウントを停止するというニュースが出ました。
こちらは6/15以降とのことなので、今の相場を考えても、一気に上昇相場に転じていくということは無さそうだと思います。
先日の大幅な下落から多少のリバウンドはあり、本日も少し価格は上げてきていますが、1ヶ月くらいは警戒しておく方が良いと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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